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【フカセ釣り】ダイワ 19シグナスのインプレ|19CYGNUS 2500H-LBD|23年モデルとの違い・実釣動画・初めてのLBリールにオススメ!

ダイワの最廉価フカセ用レバーブレーキ(以下:LB)リールのシグナス。

トライソの後継機種になります。

(※シマノの場合ラリッサが同じ価格帯の製品です。)

2023年お正月の初売りで購入して、半年間使い倒しました。

結果、、、上位機種採用の機能も備えていてコスパが良く、初めてのLBリールにオススメのベーシックモデルでした。

ということで・・・

この記事では、ダイワのLBリール 19シグナスの特徴と23年モデルとの違いについてご紹介します。

記事後半に実釣動画掲載しました。

この記事で分かる事

  1. ダイワシグナスの特徴
  2. 23年モデルと19年モデルの違い
  3. 実釣動画
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ダイワ 19シグナスの特徴

ダイワ 19シグナスの特徴は、大きく以下の5点です。

  • BITURBOブレーキ採用(最大ブレーキ力 14kg)
  • MAGSEALED
  • ATD(ドラグシステム 最大 8kg)
  • ZAION(ボディ・レバー素材)
  • 価格(メーカー希望小売:¥25,800|実売予想:¥20,000弱)
  • デメリット:重量285g

1.BITURBOブレーキ採用

LBの本領発揮。BITURBOブレーキ搭載のベーシックモデル。

引用元:グローブライド(株) ダイワ

メーカーのキャッチコピーにもあるように、ダイワ最廉価のLBリールでありながら、上位機種に採用されていた「BITURBO」ブレーキシステムを採用していることが大きな特徴です。

チタンディスク採用により、従来比2倍のブレーキ効率を達成し、強烈な制動力を発揮。必要なブレーキ力に達するまでのブレーキレスポンスも従来の1/4に短縮。

引用元:グローブライド(株) ダイワ

メーカーのカタログによるとなんだか難しいことが書かれてますが、まとめると軽い力でレバーブレーキを効かせることできて、レバーを引いてブレーキがかかるまでのスピードも速いということです。

確かにノーブランドの激安LBリールや昔のLBリールと比べて、圧倒的に軽くブレーキをかけることが出来ます。

また、最大ブレーキ力は14kgです。

この機能が大手メーカーの最廉価機種に搭載されたことが最大のメリットです。

2.MAGSEALED

引用元:グローブライド(株) ダイワ

MAGSEALEDはボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで、海水や埃などの侵入をシャットアウトする防水機能です。

こちらも海釣りでは必須の機能です。

毎釣行後のリールを水洗いする際にも、シール構造は出来るだけ良いものの方が長く良い状態でリールを使うことが出来ると思います。

3.ATD(ドラグシステム 最大 8kg)

ATDは魚の引きに合わせスムーズに、滑らかに効き続けるダイワ独自のドラグシステムです。

ドラグ設定をあまり気にする事無く、半自動でドラグが効いてくれます。

これがある事で、実際レバーブレーキを使用せず、殆どドラグ調整魚の引きに対応することが出来ました。

最大ドラグ力は8kgです。

4.ZAION(ボディ・レバー素材)

ZAIONはカーボン繊維が織り込まれた特殊樹脂を、ダイワ独自の技術で成型した素材です。

従来は上位モデルでの採用となっていましたが、これも19シグナスに採用されています。

5.価格(メーカー希望小売:¥25,800|実売予想:¥20,000弱)

ここまでの機能を備えて、実売価格2万円を切っています。

高価な釣具の部類であるLBリールですが、これなら少し節約すればお試しでもギリギリ手が届きやすい価格帯です。

アマゾンなどで売られているノーブランドのLBリールに、1万円と少し足せば購入可能です。

後でもご紹介しますが、LBリールはその複雑な構造から修理にきちんと対応出来るメーカー品(ダイワかシマノ製)を買っておいた方が長く使用できると思います。

激安LBリールと迷ったらダイワかシマノの最廉価のLBリールを選択することをオススメします。

ダイワであればシグナスシマノであればラリッサになります。

6.デメリット:重量285g

非常にコストパフォーマンスが高いダイワ シグナスですが、唯一のデメリットとしては重量が285gと少し重めなところです。

最上位機種のトーナメントや上位機種のインパルトは230g~245g

その差は約50g前後。

僅かな差の様ですが、一日使っていると許容範囲ですが上位機種と比べて重さの違いを感じます。

LBリールはレバーやブレーキ構造を含んでいるため、通常のスピニングリールに比べてそもそも重いです。

LBリールを使用するフカセ釣りは一日中竿を振り続けるので、少しでも軽いリールを使いたいところです。

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23年モデルと19年モデルの違い

2023年9月に新しいモデルのシグナスが発売されることが発表されました。

ダイワの製品紹介ホームページで確認できる、19年モデルとの違いは以下3点です。

  • モノコックボディ採用
  • XH(エクストラハイギア)モデルが登場(巻き取り量99cm/回転)
  • 価格(メーカー希望小売:¥35,000|実売予想:¥26,000~¥28,000前後)

1.モノコックボディ採用

新型モノコックボディで基本性能が向上したベーシックモデル。

出典:グローブライド(株) ダイワ

モノコックボディとは、ボディの組み立てに一切ネジ等を使用せず、最初から一体型となっているボディのことです。

これによりギアの支持制度、剛性、気密性が向上しています。

モノコックボディとは、MONO(ひとつの)ー COQUE(殻)という意味。一枚貝の殻がそうであるような強靭さを象徴する、まったく新しい形状は、リール構造の常識を打ち破った。

引用元:グローブライド(株) ダイワ

従来は最上位機種のトーナメントシリーズのみに採用されていたものですが、BITURBOブレーキ同様に遂にシグナスにも採用されることとなりました。

2.XH(エクストラハイギア)モデルが登場(巻き取り量99cm/回転)

23年モデルからXH(エクストラハイギア)モデルが登場しました。

XHモデルは巻き取り量99cm/回転で、手返し良く釣りを行うことが可能です。

19年モデルはH(ハイギア)モデル(巻き取り量93cm/回転)までの商品展開でした。

3.価格(メーカー希望小売:¥35,000|実売予想:¥26,000~¥28,000前後)

価格についてはモノコックボディを採用したこと、昨今の物価上昇等の影響もあり、19年モデルのシグナスより高くなってしまいました。

少し手が届きにくくなってしまいましたが、最上位機種に採用されている殆どの機能が採用されています。

コストパフォーマンスはとても良いです。

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実釣動画

 

動画の最初にブレーキ・ドラグ・巻き取りの映像あり
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LBリールはダイワかシマノ製の購入を推奨

LBリールは数ある釣具メーカーでも大手のダイワとシマノからしか発売されていません。

アマゾンなどでノーブランドで激安な物もありますが、LBリールはその複雑な構造から必ずダイワかシマノ製を購入することをオススメします。

修理にきちんと対応出来るメーカー品を買っておいた方が長く使用できると思います。

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まとめ

ダイワ 19シグナスはダイワ製LBリールの中でも最廉価でありながら、最上位機種トーナメントシリーズにも搭載されているBITURBOブレーキなどを始め、初めてのLBリールに必要十分な機能が搭載されています。

実売価格も2万円弱で、23年モデルが発売された直後は型落ちの特価で購入も可能かもしれません。

23年モデルはモノコックボディが採用されたことや物価高騰もあり、価格が(メーカー希望小売:¥35,000|実売予想:¥26,000~¥28,000前後)となってしまいましたが、LBリールでは最廉価でコストパフォーマンスも高いと思います。

デメリットとして重量(285g)が少し重いというところもありますが、総じてコストパフォーマンスが高いリールです。

初めてのLBリール選びで迷ったら、ダイワ シグナスを候補にしてみてはいかがでしょうか。

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  • この記事を書いた人

ガン玉

フカセ釣りが好きな、ムッスコ×1とムッスメ×1の父
広島県の海が近い町で生まれ育つ
広島県在住
釣り歴約20年
全層沈め(全誘導沈め)がメイン
好きな針は「がまかつ 掛りすぎチヌ」

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