フカセ釣りの仕掛は初めて見ると難しそうですよね。
そろえる道具も多そうで難しそう。。。
大丈夫!仕組みを一度理解してしまえば簡単だよ!
そしてフカセ釣りの仕掛けは、サビキ釣りみたいに仕掛けセットではなく、自分で作れるから一度道具をそろえてしまえば、次の釣りでも使えて経済的!
仕掛けを作る過程で道糸や針を結んだりするので、他の釣りにも応用出来て釣りが上達すること間違いなしだね!
この記事では、フカセ釣りの仕掛けに必要なアイテム11種類についてご紹介します。
この記事で分かる事
- フカセ釣りの仕掛けに必要なアイテム11種類
- フカセ釣りの仕掛け図
フカセ釣りに必要な道具については、こちらの記事を参考にしてください。
フカセ釣りの仕掛けに必要な道具・アイテム11種類
フカセ釣りの仕掛けに必要な道具は下に書いてある11種類です。
釣り人の手元から針まで順番に記載しています。
とりあえずこの11種類さえあればフカセ釣りの仕掛けは作れます。
これを上の図のようにつなげると、フカセ釣りの仕掛けが完成します。
11種類のアイテム
- ロッド・竿 - 磯竿1~1.5号 / 4.5m~5.3mくらい
- スピニングリール - 2500番~3000番くらい
- 道糸・メインライン - ナイロン 1.5号~2号
- ウキ止め糸(全誘導仕掛けの場合は不要)
- シモリ玉(全誘導仕掛けの場合は不要)
- 円錐ウキ - 00~3Bサイズ
- ウキクッション・からまん棒
- 極小サルカン・スイベル
- ハリス - フロロカーボン 1~1.5号
- ガン玉・オモリ: ウキのサイズと同じ番号(重さ)のもの
- 針
結構たくさんありますね・・・
たくさんあるように見えますが、フカセ釣り特有のアイテムは4番か~7番です。
その以外のアイテムはその他の釣りで当たり前に使っているものばかりです!
順番に見ていきましょう!
ロッド・竿
竿は磯竿を使います。
まずは竿ですね!これがないと始まらない!
磯竿は軽い仕掛けも操れるようにするため細くて柔らかい竿です。
大きな魚がかかっても、柔らかくしなり魚を力を吸収して取り込むことが出来ます。
最初に選ぶ磯竿の号数と長さはは1.5号で5.3mがスタンダードでおすすめです。
最初はシマノのホリデーイソ、ダイワのリバティクラブ磯風あたりがおすすめだよ!
有名メーカーのエントリーモデルはコストパフォーマンス最高です!
私もホリデーイソを愛用してるよ!
慣れてきたら、ワンランク上の鱗海スペシャルAX等に買い替えて、ホリデーイソをサブロッドにするのもいいと思います。
スピニングリール
リールも無いと釣りが始まらない!
リールも竿と一緒で高くなくても大丈夫です。
シマノかダイワのエントリーモデル2500番~3000番を選んでおけば問題無し
ナイロン1.5号の糸が150メートル巻ければ十分!
フカセ釣りではレバーブレーキリールをおすすめされますが、正直結構高いです。
エントリーモデルで2万円~3万円します。
最初は普通のシマノかダイワのエントリーモデルで5,000円~10,000円のもので大丈夫です。
私はちょうどその時釣具屋でセールをしていた、ダイワのクレストLT 2500番の2020年モデルを使っています。
防波堤から狙うチヌであれば十分対応できます。
慣れてきたらレバーブレーキリールに買い替えていく方が良いですが、竿とリールを比べればレバーブレーキリールにするお金でワンランク上の竿にする方が釣り心地は良くなると思います。
お金をかけるとしたら、リールより竿だと思います!
道糸・メインライン
リールに巻いておく道糸はナイロンの1.5号~2号を巻いておきます。
号数が大きく(太く)なると風や波の影響を受けやすくなります。
また、道糸の浮きやすさによってフローティング、サスペンド、シンキングの3つのタイプがあります。
フローティングは浮き、シンキングは沈み、サスペンドはその中間になります。
ラインが浮くと操作性は良くなりますが、波風の影響を受けやすくなります。
サスペンドタイプが万能にに使えるので、最初はサスペンドタイプを選んでおけばOK!
ウキ止め糸
ウキ止め糸を結んだ場所でウキの中を通っていた道糸が止まり、仕掛けがそれ以上入っていかないようにするものです。
ウキ止めから下の深さを固定して、狙ったタナ(層)に仕掛けを漂わせるために使います。
半誘導仕掛けではウキ止め糸のところまで仕掛けが誘導するという意味です。
一方で、仕掛けのタナを固定しない全誘導仕掛けではウキ止め糸を使用せず、仕掛けを表層から順に入れてすべてのタナを探ります。
シモリ玉
ウキ止め糸だけでは、円錐ウキの穴の大きさによっては止まらないことがあります。
ウキ止めの下に円錐ウキの穴より大きなシモリ玉を通すことで、確実にウキ止めで仕掛けが止まるようにします。
下の写真がウキ止め糸⇒シモリ玉⇒円錐ウキをつなげたものになります。
ウキ止めのところで道糸が海中に入っていくのが止まります。
円錐ウキ
フカセ釣りでは、ドングリのような形をした円錐ウキを使います。
釣り場の波や風、仕掛けの重さや、釣り方(ウキを浮かす or 沈める)などに応じて、サイズ・浮力を選びます。
色んな浮力や大きさがあるね。
とりあえずは、「0」「B」「3B」あたりを揃えておくと、色々な状況に対応できるよ!
円錐ウキには仕掛けを遠くに飛ばすオモリとしての役割もあります。
円錐ウキの浮力表示については以下の記事も参考にして下さい。
ウキクッション・からまん棒
ウキクッションはウキクッションから下のハリス、ガン玉、針などの仕掛けが、円錐ウキなどと絡まないようにするものです。
ウキとスイベル(サルカン)との間に取り付けます。
ウキクッションと言ったり、からまん棒と言ったり、潮受けウキゴムと言ったり呼び方は色々あります。
仕掛けとは絡みたくないなぁ~
また、海中で潮を受けることで仕掛けを潮に乗せたり、ウキのクッションとなり傷つくのを防ぎます。
極小サルカン・スイベル
スイベル(サルカン)はウキ止めゴムの下に取り付け、道糸とハリスをつなげる役割があります。
また、ラインがヨレるのを防ぎます。
写真のように重量管理されたスイベルは、ガン玉の代わりにオモリとしても計算して使えます。
ハリス
ハリスは針を取り付けるためのラインです。
一般的には擦れに強いフロロカーボンを用います。
号数は1~1.5号が良いです。
竿の号数はその竿の柔らかさを最大限生かせるハリスの号数を表しています。
そして、ハリスの号数は釣りたい魚によって変わってきます。
逆に言えば、本来竿の号数は使いたいハリス(狙う魚)の号数に応じて選ぶのが良いです。
とりあえず最初は竿と同じ号数のハリスを選んでおけばOK!
ガン玉
ガン玉はハリスに付けてウキの浮力を調整したり、仕掛が沈むスピードを調整する為に使います。
付けるガン玉の重さの合計が、ウキの浮力と同じになる重さを基準に、釣り場の波や風に応じて調整します。
まずは、ウキの浮力と同じ重さのガン玉を付けて、そこから徐々に調整していきます!
ウキの浮力との関係については、以下の記事も参考にしてください。
針
針は魚に触れる唯一の仕掛けなので、結構重要です。
針を変えただけで、魚の食いが変わることも良くあります。
チヌ針であれば3号、グレ針であれば6号あたりが、幅広く使用可能です。
まとめ
以上がフカセ釣りに必要な11種類のアイテムになります。
11種類のアイテム
- ロッド・竿 - 磯竿1~1.5号 / 4.5m~5.3mくらい
- スピニングリール - 2500番~3000番くらい
- 道糸・メインライン - ナイロン 1.5号~2号
- ウキ止め糸(全誘導仕掛けの場合は不要)
- シモリ玉(全誘導仕掛けの場合は不要)
- 円錐ウキ - 00~3Bサイズ
- ウキクッション・からまん棒
- 極小サルカン・スイベル
- ハリス - フロロカーボン 1~1.5号
- ガン玉・オモリ: ウキのサイズと同じ番号(重さ)のもの
- 針
たくさんあるようですが、一つ一つの仕掛けは小さくコンパクトにまとめられます。
小物は釣具屋さんにあるケースでなくても、100均のダイソーやセリア等で売られている小物ケースでも十分に整理できます。
いっぱいあるけど、とりあえずこの記事でおすすめされていたものを揃えて試してみます!
そうだね!
まず自分の中で基本となる仕掛けに必要なものを揃えていきましょう!
おわり
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