2022年末に冬のボーナスでプロックスの玉の柄「剛剣リミテッド 700」(※2023年に販売終了|旧モデル)を購入しました。
※2023年6月に後継機種の「剛剣リミテッドSE」が発売されました。
この剛剣リミテッド購入前は、同じ剛剣シリーズの小継剛剣 580の前モデル(※2022年12月にリニューアルされました。)を使用していました。
仕舞寸法は71cmとコンパクトで持ち運びもしやすかったのですが、以下の理由により買い替えを検討。
- 6メートル弱では干潮時に届かない堤防がある
- 小継の為、継数が多く掬った後縮める際に手間
- 6メートル640gはMAX伸ばすとブレもあり重い
色々調べた結果、これらの問題を解決できる「剛剣リミテッド 700」を購入することに。
小継剛剣は現在も予備の玉の柄として、ロッドケースに入れています。
約半年の釣行で使い倒しチヌ様を掬いまくりました!
そこで、、、
この記事ではプロックスの玉の柄 剛剣リミテッドの使用感と、その他 剛剣シリーズとの比較をご紹介します。
玉の柄 剛剣シリーズのスペック
プロックスの玉の柄 剛剣シリーズのスペックについてご紹介します。
玉の柄 剛剣シリーズ共通スペック
全シリーズにショルダーベルトが付属しています。
これは持ち運びや落下防止に嬉しい付属品です。
玉網のネジは通称4分ネジ(外径12.7mm)と呼ばれるサイズになっています。
現在市販されているタモ枠は殆ど装着可能だと思います。
実際に私も、某釣具店プライベートブランドの玉の柄に付属されていたタモ枠を装着して使用しています。
規格ねじではないのでメーカーによってはピッチ違いで装着できない可能性があります。
剛剣リミテッド(2019年10月発売)
型番 | 標準全長 (m) | 仕舞寸法 (cm) | 継数 (本) | 標準自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | カーボン (%) | 希望小売価格 (税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ITGKL50 | 5 | 110 | 5 | 330 | 14.9 | 26.4 | 97 | 11,000円 |
ITGKL60 | 6 | 110 | 6 | 435 | 14.9 | 29.4 | 97 | 12,500円 |
ITGKL70 | 7 | 110 | 7 | 545 | 14.9 | 32 | 97 | 14,000円 |
6メートルで435g、7メートルで545gは軽いです。
また、カーボン97%の高弾性となっています。
それでいて10,000円前半と手が届きやすい価格設定となっています。
剛剣SE(2022年12月発売)
型番 | 標準全長 (m) | 仕舞寸法 (cm) | 継数 (本) | 標準自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | カーボン (%) | 希望小売価格 (税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ITGKS40 | 4 | 111 | 4 | 346 | 15.9 | 25.8 | 55 | OPEN |
ITGKS50 | 5 | 111 | 5 | 460 | 15.9 | 28.4 | 55 | OPEN |
ITGKS60 | 6 | 111 | 6 | 580 | 15.9 | 31.3 | 55 | OPEN |
ITGKS70 | 6.9 | 111 | 7 | 738 | 15.9 | 34.5 | 55 | OPEN |
ITGKS80 | 7.9 | 111 | 8 | 878 | 15.9 | 37.3 | 55 | OPEN |
ITGKS90 | 8.9 | 111 | 9 | 1045 | 15.9 | 39.8 | 55 | OPEN |
ITGKS100 | 9.9 | 111 | 10 | 1275 | 15.9 | 42.9 | 55 | OPEN |
剛剣シリーズのスタンダードな玉の柄。
サイズラインナップが豊富です。
さすがに10メートルを使うことはあまりないと思いますが、7メートルクラスになると738gとなっています。
現実的に簡単に操作しやすいのは6メートルまでだと思います。
小継剛剣SE(2022年12月発売)
型番 | 標準全長 (m) | 仕舞寸法 (cm) | 継数 (本) | 標準自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | カーボン (%) | 希望小売価格 (税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ITKGKS35 | 3.5 | 71 | 6 | 298 | 13.1 | 25.5 | 60 | OPEN |
ITKGKS41 | 4.1 | 71 | 7 | 376 | 13.1 | 27.8 | 60 | OPEN |
ITKGKS47 | 4.7 | 71 | 8 | 463 | 13.1 | 30.4 | 60 | OPEN |
ITKGKS53 | 5.3 | 71 | 9 | 545 | 13.1 | 32.8 | 60 | OPEN |
ITKGKS59 | 5.8 | 71 | 10 | 642 | 13.1 | 35 | 60 | OPEN |
ITKGKS64 | 6.4 | 71 | 11 | 742 | 13.1 | 37.3 | 60 | OPEN |
ITKGKS70 | 7 | 71 | 12 | 844 | 13.1 | 39.7 | 60 | OPEN |
小継剛剣の一番のメリットは、仕舞寸法が71cmで持ち運びに優れるところです。
ランガン等される方はおすすめです。
一方小継の場合、同じ長さでも継数が多くなるので縮める作業が少し大変です。
こちらも剛剣SE同様、現実的に操作しやすいのは5.8メートルまでだと思います。
剛剣リミテッドの使用感
剛剣リミテッド 700の使用感ですが、一番の印象は「軽い」ということです。
7メートルで540gは驚異の軽さと思います。
また、カーボン97%の高弾性で、7メートルMAXで伸ばしても小継剛剣590よりも「ブレが少ない」です。
ブレが少ないので、風が吹いてもシャキッとしていて非常に使いやすいです。
伸ばす時、浅い角度でもスムーズに伸びてストレス無しです。
長い玉の柄は海面に近い低い釣り座では使いづらいと言われたりするのですが、個人的に低い釣り座でも問題なく使えています。
釣り座がほぼ海面と同じ高さの筏釣りでも、7メートルで全く問題なく使用できました。
高い釣り座で玉の柄が届かない方が困ると思います。
玉の柄の長さは長は短を兼ねます!!
剛剣シリーズはコスパ最強でオススメ!
プロックスの玉の柄 剛剣シリーズはコスパが良いです。
特に「剛剣リミテッド」はコスパ最強と思います。
高カーボン・高弾性・7メートルで545g。
それでいて価格は10,000円前半。
35,000円以上の3大有名メーカーと殆ど一緒の仕様です。
(当然有名三大メーカーの高価なものは、その価格に見合った超快適な使用感です。)
必要な長さが5メートル以下、ルアーフィッシングなどでランガンすることが多い方は、小継剛剣もオススメです。
迷ったら「剛剣リミテッド 700」がオススメ!です。
まとめ
玉の柄はそれ自体が釣果に直結することは少ないと思います。
また、竿に比べて直置きしたりと荒い取り扱いをすることも多い為、コストと性能のバランスを重視したい釣具です。
プロックスの玉の柄 剛剣シリーズはコスパが良く、特に「剛剣リミテッド」はコスパ最強でオススメです。
浮いたお金は、釣果に直結する竿やリール、ラインや針などの釣果に直結する釣具に回すのが良いと思います!
既に有名三大メーカーの良い玉の柄を持たれている方は、予備の玉の柄としてもオススメです。
ということで、玉の柄選びで迷ったら、、、
「剛剣リミテッド 700」がオススメ!です。
おわり。
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