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【フカセ釣り】マキエ杓(シャク)の種類と選び方|着目ポイント・オススメのマキエ杓

2022年11月13日

フカセ釣りに必須のマキエ杓(シャク)。

マキエを正確に狙ったところに投入出来れば、釣果アップに直結する重要な道具です。

また、フカセ釣りでは仕掛けを投入するごとに3~5回程度マキエを投入するので、1回の釣行でのマキエ投入回数は数百回になることもあります。

少しの不満が数百回使っていると大きな不満にもなってくるので、自分に合ったものを使いたいですね。

安価なものから高価なものまで、様々な杓(シャク)が各メーカーより発売されています。

高価なものほど自分に合っている良いものというわけではないのが、選ぶ上で難しいポイントです。

この記事では、フカセ釣りのマキエ杓(シャク)の種類と選び方についてご紹介します。

この記事で分かる事

  1. マキエ杓の着目ポイント
  2. マキエ杓の選び方
  3. オススメのマキエ杓をご紹介

マキエ杓(シャク)の着目ポイント

マキエ杓(シャク)の選び方のポイントを教えてください。

ウキ
ガン玉

マキエ杓の着目ポイントは、長さ、カップ材質、シャフト、グリップです。

では、順番に見ていきましょう!

マキエ杓|着目ポイント

  1. 長さ(60センチ前後~80センチ前後)
  2. カップの材質(プラスチック or ステンレス or チタン)
  3. カップのサイズ(15~20cc)
  4. シャフトの硬さ(固め or 柔らかめ)
  5. グリップ(スポンジ系 、E.V.A、ゴム、木など)

長さ(60センチ前後~80センチ前後)

マキエ杓の長さは、大きく分けて60センチ、70センチ、80センチ前後です。

長さ選びのポイント

  • 60センチ:操作性が良い。
  • 70センチ:標準的な長さ。
  • 80センチ:背の高い人や、遠投するのに最適。
  • 自分の身長に合わせた使いやすい長さを選ぶ。

各メーカー色々な長さの杓を揃えています。

インターネットで購入する場合でも、事前に実際に釣具屋さんで長さを確認することをオススメします。

カップの材質(プラスチック or ステンレス or チタン)

カップの材質は、大きく分けてプラスチック、ステンレス、チタンのものが有ります。

プラスチックのものはマキエ離れはステンレスやチタンより悪いですが、海水を溜めた杓立てに立てておけば改善されます。

総合的に見てチタン製がオススメです。

カップの材質選びのポイント

  • プラスチック:一番安価。マキエの離れはチタンやステンレスより悪い。
  • ステンレス:マキエ離れは良いが、チタンに比べて重い。
  • チタン:軽く、マキエの離れが良い。遠投するならチタンがオススメ。

カップのサイズ

カップのサイズは15~30ccを各メーカー取り揃えています。

好みの問題も有りますが、15~20ccの小さめのカップがマキエを固めやすいのでオススメです。

カップのサイズ選びのポイント

  • 15~20ccがオススメ。
  • 小さいカップはマキエを固めやすい。
  • カップに角度を付けてマキエを固めやすくしているカップもあります。

シャフトの硬さ(硬め or 柔らかめ)

シャフトは硬いシャフト、柔らかいシャフトで使用感が変わります。

硬めのシャフトは遠投に向いています。

硬めのシャフトの方が、柔らかめのシャフトより疲れやすいです。

ガン玉

硬めのシャフトを1日遠投しまると、腕がパンパンになることも・・・

柔らかめのシャフトは硬めのシャフトより操作性が上がります。

シャフトの硬さ選びのポイント

  • 硬めのシャフトは遠投向き
  • 柔らかめのシャフトは操作性重視

グリップ(スポンジ系、E.V.A、ゴム、木など)

グリップはその人の好みによります。

同じ物でも人によっては、滑りやすく感じたり、握っているとマメが出来たりするものもあります。

お店で実際に触れて選ぶのをオススメします。

グリップ選びのポイント

  • 自分の好みで選んでOK
  • お店で実際に触れて選ぶのがオススメ!

着目ポイントと価格帯

マキエ杓の価格帯はざっくり以下となります。

ピンからキリまであります。

マキエ杓の価格帯

  • 激安(~1,000円):オールプラスチック
  • 安価(2,000円~3,000円):カップはプラスチック、シャフトはカーボン
  • 中間(4,000円~6,000円):カップはチタンやステンレス、シャフトはカーボン
  • 高価(8,000円~):各メーカーこだわりの性能、職人手作りのもの

激安マキエ杓は、釣具店オリジナルのオールプラスチックのものが売られています。

実際に使用するにあたっては、安価で2,000円3,000程度のものから選ぶのがオススメです。

慣れてきたら中間の価格帯のもので、カップがチタンのものがオススメです。

ガン玉

中間の価格帯のものが、価格と性能のバランスがとれていると思います。

おすすめのマキエ杓

価格帯ごとに安価なものから順にご紹介します。

前章「着目ポイントと価格帯」でご紹介した、1,000円前後で販売されているオールプラスチックの杓は割愛します。

安価(2,000円~3,000円)

安価なものはカップがプラスチック製が多いです。

マルキューのパワーヒシャクはカップはプラスチックですが、カップに凹凸を付けた加工がしてあり、エサ離れは悪くないです。

シャフトは硬すぎず、柔らかすぎずの中間で大遠投しない限り遠投も可能です。

グリップはE.V.A製です。

標準的で誰にでも使いやすと思うので、迷ったらとりあえずの1本はこれで良いと思います。

中間(4,000円~6,000円)

中間の価格帯になってくるとカップはチタン製やステンレス製のものになります。

使い勝手が良く十分遠投も可能です。

この価格帯でカップがチタン製のものが価格と使用感のバランスがとれていると思います。

高価(8,000円~)

このあたりの価格のマキエ杓は、各社こだわりの機能を搭載しているものになります。

シマノ、ダイワ、がまかつ等の有名釣り具メーカーの最高級マキエ杓がこの価格帯です。

硬めのハイカーボンシャフトでも重量が軽く作られていたりと、随所に各メーカーこだわりの性能を搭載しています。

また、一部のプロ釣り師が使用している、「湯川杓」「プロ山元杓」といった職人手作りの杓もあります。

まとめ

マキエ杓の使いやすさの感じ方は、その人の好みによることが多いです。

高価であればその人にとって使いやすいかというと、そうではないところがマキエ杓を選ぶ上で難しいところです。

ですので、お店で実際に手に持ってみることをオススメします

この記事がフカセ釣りでは欠かせない道具であるマキエ杓選びの参考なれば嬉しいです。

おわり

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  • この記事を書いた人

ガン玉

フカセ釣りが好きな、ムッスコ×1とムッスメ×1の父
広島県の海が近い町で生まれ育つ
広島県在住
釣り歴約20年
全層沈め(全誘導沈め)と棒ウキのアタリが好き
好きな針は「がまかつ 掛りすぎチヌ」「金龍鉤 喰い渋りレッド」

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